返済日にはつぎの設定方法がある。これは各社独自に設定している部分なので、自分が利用する会社の返済日がいずれのパターンによって設定されているのか必ず確認しておこう。毎月一定日1か月のうち、必ず1回返済日がくるように設定されているパターンだが、各社によってその設定基準が若干異なっている。契約時、利用者自身が任意で返済日を設定できる場合もあれば、あらかじめ用意された返済日のなかから選択させる場合もある。また、利用者の給料日を起算としてそこから数日以内のいずれかの日を返済日として指定させるパターンを取る会社もある。ただ、毎月一定日としていても「前倒し」で返済することも可能だ。その場合、同返済日(アナタが決めた一定日)の「2週間前以上」に返済すると、任意増額返済の扱いとなり「次回返済日」に更新されない。すなわち、月に2回返済日が来ることになるので注意したい。まあ、余裕があればさっさと返したほうがいいだろう。
スイス国内の銀行にはスイス連邦銀行法に定められた守秘義務があり、これに違反すると罰金刑や禁固刑などの重い刑事罰に処されるため、秘密保持がとことん徹底されている。顧客の情報は国家にさえ開示されないから、莫大な資産をもつ大富豪や、犯罪に手を染めたマフィアなども安心して預金できるというわけだ。スイス銀行には、高い秘匿性のほかにもさまざまな特徴がある。たとえば、融資をいっさいおこなわないので、返済の滞った不良債権がない。日本の銀行がお金を企業に貸し出して、その利子をおもな収益にしているのに対し、スイス銀行は預金者の資産を運用してその手数料を収益としているのである。また、スイス銀行にはペイオフがないので預金の元本が保証されているうえ、金利も日本の銀行より高い。まさにいいこと尽くめなのである。だが、守秘義務が徹底されているため警察の目も届かず、テロなどの犯罪行為にともなう不正な資金のマネーロングリングにつかわれやすいという側面もある。では、私たち庶民がスイス銀行に口座を開きたいと思ったら、じっさいにつくれるのだろうか。基本的には、どんな人でも、普通の口座をつくることはできる。しかし、フライベートバンクとよばれる秘密の個人口座は別である。専門のコンサルタントなどに相談して銀行を選び、銀行と直接交渉していく必要がある。とはいえ、プライベートバンクを開くには最低でも3000万円、銀行によっては5000万円から1億円かかる場合もあるというから、相当なお金持ちでないと口座を開くのはむずかしい。世界的富豪を相手にしているスイス銀行だけに、庶民にはちょっと縁がないかもしれない。
先物取引市場のなかで、とくに強い影響力をもっているマーケットは3つある。ひとつは、アメリカのニューヨーク商業取引所(NYMEX)。ここが世界最大の市場で、テキサス州産のアメリカにおける標準的な原油「ウェスト・テキサス・インターミディエード(WTI)」が取引されている。ふたつ目は東京を中心としたアジア市場で、日本も多く輸入するアラブ首長国連邦(UAE)の「ドバイ原油」の取引が行なわれている。そして3つ目が、イギリスの北海で採取される「北海ブレンド原油」を取引する、ロンドン市場などのヨーロッパ市場である。これらの市場は連動しているが、取引量のもっとも多いWTIの価格が指標になるケースが多い。こうした先物取引は本来、石油生産者や精製業者、販売会社や電力会社、さらには輸送業者など、原油や石油関連会社が安定的に原油を確保するためのシステムである。しかし、それが投機マネーの格好の餌食となってしまったのだ。原油市場全体を見ると、投機筋の資金が全体の70%を占めている。その実態は極めて不透明で、市場をかき回しては去っていく。現在は、そんな投機マネーに市場が荒されないようなシステムの構築が求められている。
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